福祉・教育関係者・行政機関や施設関係者、各種障害を伴った方々との交わりから、20年以上にわたって多くの障害者旅行されてきた小野さんのお話し。障害を伴った方々自身の旅行が多くなってきた背景として
- 自然の成り行き:本人の勤め。ノーマライゼーションの高まり。
- 豊かさ:日本が豊かになったことも、多くの障害者旅行が出る一因に。
- 設備:インフラストラクチャーの整備の高まり。
- 新しい市場:相互のアプローチと真摯な対応が必要。と考案。
次に、関係者への協力要請と事前調査<検討すべきポイント>として、
- 航空会社には、より多くの情報伝達<障害の種類や度合い、座席の割り振りなど>が望ましい。
- 鉄道、バス、船舶等では、<段差、トイレ>の情報入手が肝心。
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ホテルでは、<段差、エレベーター、ドア、食堂や浴室の場所>など多くの情報が必要。
という点の指摘がありました。
また、<見学・訪問・観光先>について、可能な限り関係機関や関係者のアドバイスを受ける必要性を。さらに、トラブルはつきものなので、説明会の実施や各種マニュアルの作成と実行など、<事前準備>の大切さが強調されました。
そして、望ましいかたちとして、
- 障害内容は同種が望ましい…ニーズの多様性、より手配が複雑になり困難になってくる。結果としては円滑さを欠くことになりがち。
- 日程は欲張らずにゆっくりに、全てにおいて時間が多くかかりがちなことを念頭に。
- お互いにできること、できないことをザックバランに予めオープンに。
- 介助者は、身内、施設関係者が望ましい。目を同じ高さで。
- 障害者関係者との下見は可能な限り実施すること。
- 勉強会:現地でできること、できないことをハッキリと説明する。
- 共通経費:どうしても予期せぬ事が起こりがち。余裕がある方が安心。
を提言されました。
最後に「障害者の方にドンドン外へ出ていただきたい。そして、健常者が気づかぬ点を旅行を通してアピールして、インフラストラクチャーの整備や改善へ向けて、あるいは、優しい国造りを訴えていきましょう!」で講演を結ばれました。
自己紹介では、立山夏スキー、家族での海外旅行や授産施設ハワイツアー関係旅行会社からの報告と盛りだくさんでした。
質疑応答
Q.木村さん‥今度、会社でオーストラリアにいきますが、対応の旅行社が障害者旅行に詳しくなく心配です。見分けるポイントは?
A.小野氏‥同じ業界として、言いづらいですが(笑)。わからぬ点は質問して、旅行会社と共に勉強してください。どうしてもの時は、情報提供のお手伝いはできますから。
以上